日々是修養 ダイダイ日誌

日々の修養の備忘録

不安とは何か

人生に不安はつきものだ。明日のプレゼンうまくいくのか?老後の生活費が足りるのか?会社に遅れるんじゃないか?様々な不安が付いて回る。不安が強すぎて精神や体に不調をきたす方も多い。不安なんて無くなってしまえばどんなに楽かと考える人も珍しくない。

 しかし、私は不安が全て悪いものだとは思わない。むしろ考え方を変えたら、結構利用価値があると私は思う。不安とはよくないことが起こるのではないかと未来を予測している状態だ。つまり良くない可能性を頭の中で思い描いているのだ。その思い描いた可能性が実現すると困るわけだがべつの見方をするとその可能性はまだ現実に起きているわけではない。そう、悪い未来を変えることは可能だということだ。もし、悪い未来が避けようもなかったら不安にはならず、別の感情が生まれるだろう。不安な気持ちがあるうちはまだその未来を変えることができると脳が判断しているに違いない。

 だから、私は不安を感じ「このままでは〇〇になってしまう」と感じたら〇〇にならないようにまだ対策がうてると考え行動するようにしている。

 不安とは最悪を避けるために脳が生み出した幻想である。現実にはまだ起こっていません。気を抜かず対策すればその幻想とは違った未来を創り出せる可能性は十分にある。一番良くないのは不安を現実に起こることだと勘違いし、諦めてしまうことだ。諦めてしまっては未来は変えられません。不安を覚えたら深呼吸して未来を変えるために行動しましょう。