日々是修養 ダイダイ日誌

日々の修養の備忘録

求職における視野狭窄を解消するために7つの徳目

昨日読了した「科学的な適職(鈴木祐)」中の『第2章未来を広げる』についてまとめたいと思います。

 

求職を行う際、多くの人は失敗してしまうものです。なぜか?その大きな要因として「視野狭窄」があります。例えば「この仕事は自分に合っている」と一度認識してしまうと思考が狭まり、その他の可能性を考えなくなります。そのため最適な仕事を選べなくなるのです。だから、視野狭窄は恐ろしい。では、どうやって視野狭窄を防ぐことができるのしょうかそれには幸福な仕事をするために重要な7つの徳目を意識する必要があります。7つの徳目とは①自由②達成③焦点④明確⑤多様⑥仲間⑦貢献です。以下それぞれの徳目について解説します。

①自由 

 これは仕事をする上でどれだけ自分に裁量権があるかということです。仕事の裁量権が大きければ大きい程人間は幸福を感じます。だから企業で働く場合は労働時間と仕事のペースがどれだけ自分の自由にできるかしっかりチェックしましょう。

 

②達成

 仕事をする上でモチベーションを維持するためにはある程度前進してる感覚が必要です。仕事のフィードバックがどう受けられるか考えるべきでしょう。

 

③焦点

 人間は性格上、攻撃型・防御型の2つに分類されます。攻撃型は目標を達成した際の利益を重視する方。防御型は目標を責任の一種として捉え競争に負けないために働くタイプです。この2つの性質のどちらが自分に合うか確認してそれに合った仕事をすると良い。

 

④明確

 信賞必罰やタスクが明確でないと人はとてもストレスに感じます。だから会社を選ぶ際は会社のビジョンや指揮系統などが明確な企業に入るべきでしょう。

 

⑤多様

 人間はどんな環境にも慣れてしまう。だから仕事にもマンネリ化を防ぐために業務内容がバラエティに富んでいた方がいい。

 

⑥仲間

 職場のストレスの大きな要因は人間関係だ。いくら自分に合った仕事でも嫌いな人と1日8時間も行動を共にすれば嫌になって仕事を辞めてしまうだろう。なので同じ職場に自分と気が合いそうな人がいるかどうかが幸福に結びつくのです。

 

⑦貢献

 人のためになることをするのはとても幸福度をあげます。なぜなら人間が持つ3つの欲求を満たしてくれます。3つの欲求とは自尊心、親密性、自律性です。この3つは人間が幸福と感じるのに欠かせないものだ。

 

以上が幸福に働く上で重要な7つの徳目です。あなたは仕事を探す上で以上の7つを意識していますか?意識していないとしたら是非頭に刻み込んでこれからのキャリアを考えてみましょう。