日々是修養 ダイダイ日誌

日々の修養の備忘録

東大ドクター流やる気と集中力を引き出す技術 (森田俊宏)

おはようございます。ダイダイです。ここ数日春と冬が行ったり来たり、三寒四温とは言いますがここまでくると体調にも影響しますねー。寒いとやる気が出ませんね。集中もできないし。てな訳で今回はそんなやる気と集中力をテーマとした、「東大ドクター流やる気と集中力を引き出す技術」という本を読んだのでまとめます。

 

まず、3つの気づきから

 

①やる気が出ない、集中できない理由は自分のやるべきこと、集中すべきことがわかってないから。つまり目標がしっかり定まってないということ。例えば富士山に登るのが目標なら登山道具を買う、登山のトレーニングをする、実際登ってみる等、やることがわかります。やることがわからないというのが人間にとって一番ストレスになるんですね。なら、まず目標を定めるべきなんです。そのために著者は目標シートというものを使うことを勧めています。目標を10年、5年、3年、1年、今月と区切り整理する。そうするとやるべきことは明確になり、ストレスなくやるべきことに集中して行えます。

 

②また、やるべきことにすぐ取りかかれない理由として著者は心理的時間と物理的時間のギャップがあると言っています。心理的時間と物理的時間のギャップとは自分の感じる時間と実際にかかる時間のギャップのことです。このギャップがあまりにもかけ離れると人間は苦痛を感じます。

 

③最後にやる気を削ぐ要因としてはやることが多すぎるというものがあります。人間のワーキングメモリー、つまり一度に考えることには限りがあります。せいぜい3つから7つくらいしか考えられません。なのにやることが30もあったら混乱して余計なストレスがかかります。

 

気づきから得たTo Do

①気づき②に関して時間のギャップを埋めるには仕事や日々の動作をストップウォッチで計測してそのギャップを埋める。あわよくば、その行動にかかる時間を短縮するようにする。

 

②気づき③に関してやることが多い場合やることを分割する。そうすればやることがわかりやすくてワーキングメモリーもしっかり働くことができます。

 

③また、集中力を高めるにはやはり健康も大事。しっかり寝て運動してよく食べること。

 

以上がこの本のまとめになります。その他さまざまな集中力の上げ方が書かれているので興味を持った方は一度読んでみてください!